三河山線撮影記

2004年1月1日、元旦は前日の晩より名鉄の終夜運転等を撮影していて、徹夜で三河線へと乗り込んでいきました。猿投駅で私を出迎えてくれたのはLE30型2両でした。ということは、その時点で猿投〜西中金間を走行しているのはLE20型ということになりますので、管理人的には興奮状態に陥りました!そして、待つこと十数分、予想通りLE25が西中金方向からやってきました!これはと思って入線を撮影しましたところ、なにか一部曇りのような変なものが写っていました。これはなんだったのでしょうか・・・?

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (135mm相当) 猿投にて

 さて、この画像を撮影したので早速乗り込もうとしたところ、駅アナウンスは「この列車は回送します。ご乗車できません・・・。」とのこと。一気に気分はブルーになりました。しかし、この後車両交換をするのではなく、ただ単に給油する為に、一旦回送するだけだったようです!戻ってきたLE25を操っていた作業員さんにお伺いしたところ、この車両、1日動くとのことでしたのでますます気合が入ってきました!

ということで、これから1日三河山線で撮影することになりました!

 まず、給油を終えて戻ってきたLE25に乗車して、撮影できる場所は無いかとロケハンしながら進んでいったところ、三河広瀬手前で、返しの猿投行を順光で撮影できそうな場所を見つけましたので、即三河広瀬で下車しました。そして下車して枝下方向に戻る形で歩くこと5分程度、竹林を抜けて畑が見えてきました。その畑の中で撮影したのが、下の画像です。

CanonEOS5 EF28-80mm3.5-5.6USMX (35mm相当) 三河広瀬〜枝下にて

 さて、上の画像を撮影後、次のポイントを考えたところ、もう少し枝下方向に移動したところで、鉄橋を渡るのを思い出しまして、撮影後、即撤収いたしまして、次のポイントへと向かいました。次のポイントは後に知ったのですが、三河山線末端区間ではなかなか有名な撮影ポイントだったことに気が付きました。(汗)カビが大量に繁殖している山影で西中金行きを待つこと数十分、例によりLE25は戻ってきてくれました。その絵が下です。

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (200mm相当) 三河広瀬〜枝下にて (後打ち)

 その後、DMH17Hさんがこちらにやってこられるとのことで、一旦猿投まで戻ることにしました。この矢作川ポイントで、撮影後、返しの猿投行きに乗る為に、枝下駅まで向かいました。しかし乗車する列車で1本撮影出来なくなるのは勿体無いなと考え、枝下駅入線で撮影する事にしました。枝下駅西中金方向には”猿投グリーンロード”が建設されているので、手持ちの300mmでは”グリーンロード”の高架橋がクリアできないことが判明しましたので、遊び感覚でKenkoのテレプラスx2を出動させることにしたのですが、やはりピントを合わせるのが非常に大変でした。おかげで微妙にピンぼけ気味な画像になりました。

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV Kenkoテレプラスx2使用 (600mm相当) 枝下にて

 ”グリーンロード”の影を回避して正面に光線が当たった所を連写しましたところ、最後のコマが上のようになりました。そして、撮影した列車に乗車して猿投に向かいました・・・。

 そして、猿投に到着してDMH17Hさんを待っている間にフィルム交換しようとしたところ、1コマ余っていたので、猿投駅で珍しく面撮りをしました。出来た写真を見たところ、青空の綺麗な写真になっていました。(感動)

CanonEOS5 EF28-80mm3.5-5.6USMX (28mm相当) 猿投にて

 その後、DMH17Hさんと無事合流しまして、次の撮影ポイントから案内してもらうことになりました。DMH17Hさんの案内で、再びLE25の西中金行きに乗車して三河御船へと向かい次の撮影ポイントに向かいました。三河御船駅から歩くこと20〜30分程度で到着しました。乗車したLE25は少しして再び猿投行きとして戻ってきましたが、この列車は流し撮りを試みたのですが、予想通り、見事に失敗しましたので、未公開とさしていただきます(w)

 さて、気持ちを取り直して、西中金行きを待ち構えて撮影しました。今度はガッチリ構えて撮影しました。気合を込めて連写をして撮影した写真の1枚がこの下の画像です。

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (300mm相当) 三河御船〜枝下にて

 さて、上の俯瞰的アングルで撮影しましたので、次の撮影ポイントへと案内していただきました。次は、一旦三河御船駅で猿投行きが戻ってくるのを撮影しました。

CanonAE-1P FD200mm4 三河御船にて

 お手軽に三河御船駅入線で撮影しまして、返しの西中金行きで三河広瀬へと向かいました。とりあえず、三河広瀬駅入線で、猿投行きを撮影することにしました。日もだいぶ落ちてきて、暗くなってきましたが、とりあえず、200mmレンズで一番明るいF4レンズで撮影しました。現像してみたところ、まぁまぁの出来で少々残念でした。

CanonAE-1P FD200mm4 三河広瀬にて

 さて、最後の走行写真を撮影する為に、三河広瀬〜西中金のポイントへと移動しました。猿投行きは竹林のそばの小さな踏切付近で撮影したのですが、ISO100のフィルムを使用している管理人ですので、もう既に竹林に光を遮られて1/15が最速のシャッター速度でしたので、再度強引に流し撮りを試みましたが、慣れないことはするものではないですね、見事に撃沈しましたので、こちらも未掲載で参らしていただきます。(w)

 その場所で撮影した後、最後は広瀬の大カーブで撮影することにしました。ここでも既に露出は辛うじてで1/45でしたので流し撮りをすることにしましたが、最後のポイントでは管理人の得意なサイド中心のカーブでしたので、ガッチリと決めれましたので、こちらは公開させていただきます。(w)斜光線バリバリで車体も若干赤く染まり非常にいい絵が撮れました!

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (100mm相当) 西中金〜三河広瀬にて

 そして、いい感じで撮影できたので、最後の撮影希望であった西中金駅に向かう為にもとりあえず、三河広瀬駅まで戻りました。三河広瀬駅は以前は駅員さんもいらっしゃった面影を残していましたので、こちらでも1枚撮影しました。

CanonEOS5 EF28-80mm3.5-5.6USMX (28mm相当) 三河広瀬駅駅舎内

 最後は、猿投よりやってきたLE25で西中金へと向かいました。この後は、特に語るものも無いので、画像にコメントを添えさしていただきます。ちなみに西中金撮影後、泊まり先である犬山方面に向かいました・・・。

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (75mm相当) 西中金にて

 廃線まじかなのも影響しているのでしょうが、マナーの問題もありますでしょうから現在ホーム反対側に黄色いロープが張られております。皆さんマナーは十分守った上で撮影してください。

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (75mm相当) 西中金にて

わずかな停車時間を有効に活用する為に皆さん撮り回っていますねぇ。

CanonEOS5 EF28-105mm3.5-4.5USM (28mm相当) 【DMH17Hさんよりレンズ借用】 西中金駅前にて

CanonEOS5 EF75-300mm4-5.6USMV (135mm相当) 西中金にて

発車を待っているLE25です。


***最後に***

 今回中京地区遠征では三河線ばかり時間を費やしていましたが、思ったことは、あまりのマナーの悪さです。線路横断をしなければ絶対撮影できない場所での撮影や、朝、夜間等の駅、駅間でのストロボ発光など非常にマナーの悪さが目につきました。危険な場所での写真撮影は列車の運行の妨害になるだけではなく、撮影者本人の命をも奪いかねないです。また、ストロボに関しましても、撮影者自身はあまり被害はありませんが、やってみると分かりますが、ストロボをONにして光が発光される部分を目の前で見て発光さしてみてください。一瞬目の前が見えなくなります。これを運行する運転士さんにやれば、数秒から数十秒前が見えなくなりますので、非常に運行の支障になります。それどころか事故さえ起こしかねません。ですから、お願いですから、マナーは守って撮影をお願いします。


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